やぎちゃん
別の惑星に来たかのようですごい景色だった~!
映画ロードオブザリングのロケ地になった場所なんだよね♪
オークランド空港からもそこまで遠くないし、本当に良い場所だったよね。
初めてのニュージーランド、忘れないうちにまとめるねん。
おまんじゅう
2023年春に日本から飛行機で10時間半、オセアニア地方のニュージーランドを車でぐるっと1周旅してきました。期間は3月中旬から4月末までの1ヶ月ちょっと、決まっているのは帰りの飛行機だけ。無計画なふたり旅のはじまりはじまり☺️
目次
トンガリロ国立公園
①成田空港~オークランド空港
成田空港を出発し10時間30分程でオークランド空港に到着します。ニュージーランド航空での空の旅は言うまでもなく快適でした!
飛行機を降りると入国審査です。
登山道具を持ち込み入国しようとすると別レーンに案内され、道具が土などで汚れていないかチェックがあります。知ってはいたものの少しドキドキしながらパッキングをバラし、小分けポーチをたくさん取り出します。
すると係員同士の会話が聞こえました。(英語)
係員A「オー、ワォ… バックパックの中からポーチがゴロゴロ出てくる… 日本人は几帳面だからきっと問題ないね」
係員B「うん、オーケーオーケー!!」
謎の信頼感のもと持ち物をパパっと見てもらい、難なくスルーしました。
無事入国できたので、次は早速空港内にてレンタカーをピックアップします。▼
飛行機の遅延や入国にかかる時間を見込んで、到着時刻の1時間後にピックアップ出来るよう予約をしました。
良いスケジュール感だったのですが、肝心のレンタカーカウンターが込み合っていたので結果的に1時間遅れの出発になってしまいました。
自分たちが乗る車は車庫に行って自分で探すスタイルでした。
②オークランド空港~トンガリロ国立公園 前泊
オークランド空港からその日の前泊地であるナショナルパーク駅までは約4時間のドライブです。現地での運転は右ハンドル&左側通行なので、日本で運転慣れしていれば問題ないレベルでした。
市街地から少し離れ幹線道路に出ると制限速度が100kmになり信号もほとんど無いので、周りの車に合わせてガンガン走ります。
トンガリロ国立公園エリアに着いたのは日が暮れる頃。
トンガリロ国立公園エリアの広大な大地に聳え立つ火山は夕日に照らされ、本当に本当に雄大で、とても感動しました。
今夜宿泊するのはトンガリロ国立公園内にあるYHA National Parkです。
YHA(ワイエイチエー)は各都市にあり、他のホテルより低価格で泊まれます。
ドミトリールームでお得に泊まるも良し、個室でゆっくり過ごすも良しという感じで、低価格の代わりにシャワーやトイレ、キッチン等は共用です。
夕食はレストランで食べようとするとかなり高いので、スーパーマーケットで食材を買って、YHAにあるキッチンで調理して食べました。
調理器具や食器類も一通りありますし、場所によってはインスタントコーヒーや紅茶、ホットチョコレートが無料で飲めたりします。
出来るだけ持ち歩く荷物を減らしたいバックパッカーにとっては、とてもありがたいですね!
③トンガリロアルパインクロッシング
付近の町から登山口のマンガテポポまでは、シャトルバスの利用が推奨されているようです。
今回は事前にGET YOUR GUIDEという予約サイトでガイドなしの往復バスを予約しました。
他にもたくさん送迎サービスがある様で、今回泊ったYHAではチェックインの際にも予約できそうな感じでした。
宿から10分程歩いた所に予約したバスの乗車ポイントがあります。▼
7:00集合と案内があったので、気合いを入れて朝食をもぐもぐしながら歩き、6:50にピックアップポイントに到着しました。
道中にそれらしきバスが停まっていましたが、他にも観光用のシャトルバスがたくさん走っているんだな~なんて思いながら歩きました。
一番乗りで待機し、どんどん列が伸びていきます。
7:00「早朝ならではの薄暗い感じも悪くないなぁ~。バスもうそろそろ来るかな。」
7:10「バスまだかな~。」
7:20「え、バスまだ来ない?」
7:30「え!何、間違えた??」と言っている頃にバス到着。
「あれ、これってさっき道中に停まってたバスだよね??」
これならもう少し寝れたのに!!という悔しい気持ちを胸に、到着したバスに乗り込みました。
バスが出発し、登山口までは25分程です。
バスの運転手さんはとても愛想が良く、当日の天気やトレイルの状況、帰りのバスについて説明してくれます。もちろん説明はオールイングリッシュなので、帰りのバスを逃さないように耳を澄まし単語を聞き取りました。
登山口到着後は自分たちのペースで進みます。
▲この一帯は火山噴火の影響で森林がないので、基本的には日光に照らされながら歩きます。
▲たまに山の陰に入り、序盤は木道も多く、そうでなくても道は平坦なので歩きやすいです。
▲歩いていると見かけるオレンジ色の三角マーク。
ロングトレイル、テアラロア(TA)のマークです。
今回の旅行中に色々なトレイルを歩きましたが、よく目にしました。後日歩くルートバーントラックでは日本人TAハイカーと擦れ違うことも。
▲来た道を振り返るとこの景色が広がります。まるで違う惑星に来た様です。
ここまでは体力的にも余裕で、トレイル中にはトイレもあるので気持ち的にも安心でした。
ここから少し歩いていくと、今回のトレイルの目玉がぞくぞく現れます!
▲少し上がるとレッドクレーターが口を開けて待っています。
火山であることを再認識させる迫力のある景色です。
もう少し歩くと、、
▲エメラルドグリーンに輝いた湖があります!!最高の天気!!
手前に見えるザレ場では足をとられて尻餅をついている人がたくさんいました。
▲テンションが上がってよく分からないポーズを取っている人もいました。
このあと湖畔に座って休憩を取りました。
▲おやつはクッキータイム。
2013年に原宿に上陸して話題になったニュージーランドのクッキー屋さんです。
パッケージに印刷されたキャラクターが可愛くて、気が付いたら二人で買い物かごに入れていました。
ホームページもニュージーランドらしさで溢れていて、地図のイラストとか本当に可愛いですね!
さて、休憩を済ませたらあとはひたすら下ります。
下りはずっっっとこんな道です。▼
海外の方々は歩くペースがすごく早くて、合わせて歩くともはや競歩でした。
しかし帰りのバスに間に合わないとまずいので、間に合うようにテンポ良く歩きました。
ずーーーっと歩き、ようやくゴール。19kmあるのでそれなりです。
最後の方は疲れてヘトヘトでしたが、ゴール手前に小川が流れていたので一旦気持ちをリセットしたりして、やっと到着しました。▼
トレイルを抜けると車やバスが入り込めるエリアがあり、帰りのバスもそこから乗ることが出来ました。
無事ナショナルパーク駅に戻り、解散です。
この日は先に進み、パーマストンノースという街でキャンプをするので、再びレンタカーに乗り南に向かって走ります。
次回はウェリントンの街歩きについてお届けします!
Tips
ここでは、これからニュージーランドを旅する方、興味はあるけど実際はどうなの?と思っている方向けに、今回役に立った情報などをピックアップし、Tipsとして書いていきます!
登山用具などを持ち込む際はしっかり汚れを洗い落とすか、新品を持っていく。
登山靴、テント、ポール、ペグなど、しっかり洗っておけば問題ないと思いますが、最終判断は現地にてドキドキです!
時間に余裕があれば現地調達も楽しいかもしれません。macpac(日本でも見かけますね)や、kathmandu(日本でいうmont-bellの様なイメージ)のお店があります。
レンタカーはtransfercarというサービスを使いこなせばほぼ無料。
通常のレンタカー予約サイトで調べると、なんと、、お高い、、!悪い癖でいつも直前の予約だからかもしれません。
しかし、直前だからこそ予約が取りやすい素晴らしいサービスがあります。transfercarです。
他の人が乗り捨てたレンタカーを元の場所に戻す代わりに格安でレンタルできるという、貸す側も借りる側もwin-winな仕組みなのです。その為、車種、借りる場所、返す場所は予め決まっています。ガソリン(ニュージーランドではぺトロールと言います)は満タン返し不要の場合も多く、本当にありがたいです。利用料金はまちまちですが無料の車が多い様な気がしました。借りる際に聞かれる保険の加入はしておくと安心です。
旅行中は数時間おきにサイトを開いて、良い条件の車が出ていないかワクワクしながら見ていました。
タイミングによっては残念ながら良い車が現れない可能性もあるので注意して下さい!
逆に考えると、普通に借りられないような高級車やオープンカー、キャンピングカーが破格で利用できるチャンスでもあるのです…!